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【完全版】これだけ押さえればOK!UQ WiMAXの契約のポイントを徹底解説

UQ WiMAXでWiMAX回線を契約する時のポイントを徹底解説。契約方式や、利用シーン別のルーターの選び方、コスパの高い契約方法など、ほぼ全てを網羅した完全版です。

料金プランの選び方

ギガ放題 or ウルトラギガMAX

UQ WiMAXのプランは、二つのプランがありますが、「ウルトラギガMAX」プランは、LTE向けSIMサービスである「UQモバイル」回線とのセットプランなので、WiMAXだけを使うユーザーからするとWiMAXプランは「ギガ放題」一択です。

2年縛り or 縛りなし

2019年に携帯電話等の契約縛りに対する総務省の新ガイドラインが策定されたため、2019年10月からは、UQ WiMAXの契約は3種類になりました。

下記は現在のUQ WiMAXの契約形態をまとめたものです。

契約タイプ 月額料金(最初の2年) 月額料金(次の2年) 契約期間 自動更新 契約解除料
2年契約・自動更新あり ¥4,268 ¥4,268 2年 あり ¥1,000
2年契約・自動更新なし ¥4,268 ¥4,455 2年 なし ¥1,000(最初の2年間のみ)
期間条件なし ¥4,455 ¥4,455 単月 なし なし

ちょっとわかりづらい表なのですが、

  • 最初の2年と次の2年で料金が変わるケースがある
  • 契約解除料は最大で1,000円

という点だけ押さえておけばOKです。

契約解除料の1,000円は、「更新なし料金(¥4,455)」との月額差額で3ヶ月ほどなので、「2年契約・自動更新あり」で契約して、合わなかったらSIM自体を解約してしまう方が良いでしょう。

ルーターの選び方

WiMAXルーターには、「モバイルルータータイプ」と「据え置きルータータイプ」の2種類があります。

使い方や利用シーンによって選ぶルータータイプが変わってくるので、慎重に選びましょう。

モバイルルータータイプは、外出先でも自宅でも使える

WiMAXのモバイルルーター

モバイルルータータイプは、ルーターのWifi電波が届く限りどこでもWiMAX回線が使える便利なルーターです。

ただし、WiMAXルーターには同時接続台数の上限があるため、自宅な度で複数端末を同時に接続するような場合は、WiMAXルーターの接続上限に達してしまうケースもあるので注意が必要です。

WiMAXのモバイルルーターのクレードル

基本はモバイル、帰ってきたら据え置きという使い方をする場合は、モバイルルータータイプでもクレードルオプションがあるモデルがおすすめ。クレードルから自宅の有線LANでWifiルーターと接続すれば、無線LANの接続可能台数を増やすこともでき、電波の性能をも高めることができます。

PCやゲーム機など、有線LAN接続しかできない端末にも繋げることができるので非常に便利です。

固定回線として使うなら据え置きタイプが◎

WiMAXの据え置きタイプのルーター

一方で、自宅やオフィス、店舗などの固定回線としてのみ使う場合は最初から据え置きタイプを選ぶ方が良いでしょう。

モバイルルータータイプでもクレードルを使えば固定回線のように使えますが、モバイルルーターにはバッテリーが内蔵されているため、電源に接続したまま数年使い続けることでバッテリーが劣化し、ルーターが起動しなくこともあります。据え置きタイプはバッテリーがないため、そうした不安もありません。

また、据え置きタイプのルーターは、モバイルタイプと比べてWifi性能が高いものがあるので、オフィスなど接続台数が必然的に多くなる環境にも、据え置きルーター1台で対応できます。

ルーターセットプランかSIMのみプランか?

UQ WiMAXでは2019年10月からSIMのみで契約することができるようになりました。これにより、すでに自分で端末を持っている場合は、SIMのみで契約することでトータルコストを抑えられるようになりました。

ここでは、ルーターセットかSIMのみが良いのかを比較してみます。

セットプランとSIMのみプランのコスト比較

セットプランは本体代金16,500円、SIMのみプランは本体をオークションなどで3,300円で入手するものとします。

プラン 実質月額 本体 初期費用 月額 2年総額
セットプラン ¥5,093 ¥16,500 ¥3,300 ¥4,268 ¥122,232
SIMのみプラン(端末購入) ¥4,543 ¥3,300 ¥3,300 ¥4,268 ¥109,032
SIMのみプラン(端末所有) ¥4,405 ¥0 ¥3,300 ¥4,268 ¥105,732

ルーターを自分で入手する方が月額換算で500円ほど、総額で13,000円ほど安くなります。

コスパで選ぶならSIMのみプラン+中古端末

セットプランとSIMのみプラン、それぞれにメリット・デメリットがあるのでみていきましょう。

|プラン|メリット|デメリット| |—|:—:|:—:|:—:|:—:|:—:| |セットプラン|最新の端末が使える
対応したSIMが最初から付属|総額が高くなる
途中解約した場合本体代が痛手| |SIMのみプラン|総額が安くなる
途中解約しても本体代が安い|対応する端末の知識が必要|

こうして並べると、SIMのみプランのがメリットが多くデメリットが少なく感じます。デメリットの「対応する端末の知識が必要」については、次のセクションで解説するポイントを押さえれば、初心者の方でも問題とはならないでしょう。

しかも、中古のWiMAXルーターはオークションなどで3,000円前後で大量に出回っているので、入手性は非常に高いです。

中古のWiMAXルーターがオークションで格安で出品されている(画像:ヤフオク)

中には、未使用に近い状態の良いものもあるので、中古が気になるという方でも手が出しやすいでしょう。

ルーターを持っている・自分で手配する時のSIMカードタイプの選び方

すでに自分でWiMAXルーターを持っている、もしくは通販やオークションなどで格安で手配したいという場合は、UQ WiMAXのSIMのみ契約を選ぶことができます。

ただし、WiMAXのルーターには「ver4 SIM」と「ver3 SIM」の2種類があり、それぞれ対応する端末が違います。自分が持っているルーターに対応したSIMを選ばないと、あとでSIM変更手数料(¥3,300)が必要となるので、間違えないようにしましょう。

SIMカードタイプと対応端末対応表

SIMタイプ 対応機種
NanoSIM(ver4) W05 / W06 / WX04 / WX05 / WX06 / L01s / L02 / HOME 01 / HOME 02
MicroSIM(ver3) W01 / W02 / W03 / W04 / WX03 / L01
HWD14 / HWD15 / NAD11 / WX01 / WX02 / URoad-Stick / URoad-Home 2+ / novas Home+CA

WiMAXの機種はどれも似たモデル名なので覚えにくいですが、

ルータータイプ NanoSIM(ver4) MicroSIM(ver3)
モバイルルーター 05以上 04以下
ホームルーター L01以外 L01

と覚えておくとわかりやすいでしょう。

旧タイプのWiMAXルーターは使えない?

GMO とくとくBBなどで格安で配られていたHWD15シリーズなどは、オークションやフリマで格安で販売されていますが、旧タイプのWiMAXルーターを購入する際は、「WiMAX 2」に対応しているモデルかどうかをチェックしましょう。

というのも、現行規格である「WiMAX 2 / WiMAX 2+」の前の規格である「WiMAX」規格は2020年3月31日でサービスが終了するので、2020年4月1日からはWiMAX 2に対応していないルーターはWiMAXが使えなくなります。

WiMAX規格に対応したルーターで、WiMAX 2にも対応しているのは下記のルーターです。

  • HWD14
  • HWD15
  • NAD11
  • WX01
  • WX02
  • URoad-Stick
  • URoad-Home 2+
  • novas Home+CA

UQ WiMAXの契約をする時の注意ポイントを見てきました。

2019年10月から登場した新プランのおかげでシンプルかつ違約金などの縛りが少ないプランになりました。

一方で、端末割引がなくなったため、WiMAXルーター自体(1.5万円程度)は契約時に支払うようになったため、総額でいうとちょっとコスパは悪くなりました。

ただし、WiMAXルーターは、オークションやフリマで多く出回っているので、端末はそちらで調達して、SIMのみ契約するというのもありでしょう。

SIMのみプランの契約については、こちらの記事をどうぞ。

本当にお得?UQ WiMAXの「SIMのみ契約」のコスパを各種WiMAXプロバイダと徹底比較!

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