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WiMAXホームルーターのメリットとデメリット

自宅回線として半年間WiMAXホームルーターを使ってきた筆者が感じた、WiMAXホームルーターのメリットとデメリットなどをまとめました。

WiMAXホームルーターの特徴

良いところ

ホームルータータイプは、モバイルタイプと比べて下記のようなメリットがあります。

  • 有線LANで高速
  • Wifi接続台数が多い
  • Wifiルーターと繋げばWifi接続台数をさらに拡張できる
  • クレードル不要で充電&有線LAN接続ができる

ここにメリットを感じないようでしたら、「持ち運びできる」という付加価値があるモバイルタイプの方が良いでしょう。

微妙なところ

一方で、ホームルータータイプの微妙なところは、

  • バッテリーがないからコンセント必須
  • サイズが大きい
  • 持ち運びができない

という点です。ここで一つでもNGポイントがあるなら、モバイルタイプをオススメします。

WiMAXホームルーターの速度はどう?

モバイルルーターよりもホームルーターの方が若干高速

ホームルーターにすると速くのでは?と少し期待していましたが、筆者がテストした限りでは、同じ環境・同じSIMで、ホームタイプ・モバイルルータータイプでSIMを入れ替えてテストしても、ホームルーターが10Mbpsほど高速になった程度でした。

Speed Wi-Fi HOME L02など、下りが1Gbpsに対応している機種もありますが、WiMAXで1Gbpsが出ているなんて話は聞いたことがありませんし、ホームルーターにしたから1Gbps出るようになったということはほとんどないでしょう。

ホームルーターは遅い?

一部ネットのレビューでは、「ホームルーターにしたら回線速度が遅い」というレビューも見かけますが、筆者の機種(Speed Wi-Fi HOME L01s)の場合は、半年間で遭遇していません。

ホームルーターだから遅いというよりかは機種依存の問題か、Wifi接続機種との相性問題のように思えます。

また、ホームルータータイプを使っていると、有線LANに繋げることから、PCの更新(Windows Updateなど)やゲーム機器などで大規模ゲームなど、大容量ダウンロードを気づかないうちに行っていて(本人の意図していないようなものも含めて)、常に18時頃~翌2時頃まで速度制限がかかっているため「前よりも遅くなった」というケースもありそうです。

ホームルーターなら速度制限はない?

自宅回線で使う人が多いからか、光回線などと同じように速度制限なしで使い放題というイメージを持ちがちですが、WiMAXホームルーターも、モバイルタイプと同じように速度制限を受けます。

  • 3日間で合計10GBを超えた場合
  • 18時頃~翌2時頃まで最大1Mbpsに制限

この速度制限は、ホームルータータイプにもあります。

WiMAXホームルーターの使用ケースは?

自宅回線として使えるか?

全く問題ないです。筆者のようなデジタルマニアの自宅にはWifi接続端末が山のようにあるので、Wifi接続台数が20台以上もあるホームルーターなら「接続枠が埋まった」というモバイルタイプの悩みも解決されます。

WiMAXホームルーターどんな人に向いているのか?

実際にWiMAXのホームルーターを使ってみて、モバイルタイプとの違いを考慮した上で、下記のような用途が最適だと感じます。

  • 自宅回線として利用したい人(独身でない場合は特に)
  • 小規模オフィス・店舗の回線

「接続人数がたくさんいて」「常時据え置き」で使うケースにマッチしていると言えます。

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