WiMAXの3日10GB制限をうまく乗りこなすコツ

WiMAXの3日間制限とは？

通信容量無制限がウリのWiMAXですが、通信サービスの安定性を担保するために、「3日間で10GB以上通信すると1Mbpsに速度制限する」という通信速度制限があります。

3日間で10GB以上ご利用の場合の速度制限について | UQ WiMAX

これは、UQ WiMAXだけでなく、Broad WiMAXやGMOとくとくBBなど、全てのWiMAXプロバイダで同じ条件です。

具体的な制限内容は下記の通りです。

3日10GB制限をうまく乗りこなすコツ

大きいダウンロードは1日にまとめる

WiMAXの速度制限のポイントは「直近3日間」というところです。

例えば、同じ直近3日間で30GBの通信でも、毎日10GBと1日だけ30GBでは、制限解除される日が全く違ってきます。

毎日10GB利用を3日間続けたケースだと、通信制限が解除されるのは最短で7日目からとなりますが、初日に30GB利用した場合は5日目からは通信制限が解除されます。

制限なしの日数で比べると、同じ7日間でも、「毎日10GB使ったケース」では速度無制限なのがたった2日間だけなのに対して、「初日に30GB利用したケース」では通信制限がないのは4日間と倍になります。

「大きなダウンロードをするのは毎週日曜日はだけ」などと決めておけば、夜の時間帯も高速通信を楽しめます。

ストリーミング系はなるべくローカル保存

アマゾンのプライムビデオなどの動画配信サービスには、動画データをスマホなどに保存しておくローカル保存機能があります。

ローカルに保存しておけば、都度サーバーに動画データを取得に行かないため通信量が節約できます。

また、一気にダウンロードできるため先ほどの「大きいダウンロードは1日にまとめる」というのも可能です。

なるべくスマホの通信を使う

WiMAXの3日間制限がいつまでたっても解除されない理由は、「遅い1Mbps速度時も大量に通信を行ってしまう」ことがあります。

そこで、制限がかかってしまったら、なるべくWiMAXの通信をしないようにして、スマホの通信を使うようにしましょう。

例えば、格安SIMや楽天モバイル、UQモバイルなどの大手キャリア以外のSIMを使っている場合は、「高速通信がオフでも通信速度は1Mbps」というサービスが多くあります。1MbpsというのはWiMAXの3日間制限発動時と同じ速度なので「WiMAXの通信制限状態と同じ」です。

3日間制限中は、無駄にWiMAXで通信しないでSIMで通信してWiMAXの通信量を節約すれば、通信制限を早く解除できます。

逆に通信制限を無視するというのも手

通信制限をいちいち気にして使うのは面倒という場合は、「あえて通信制限を無視して使いまくる」というのも手です。

というのも、WiMAXの3日間通信制限は「18時頃～翌2時頃」の間だけ発生します。逆言えば、3時から18時までは3日間で10GBを超えていたとしても速度制限がかからないということです。

せっかく使い放題のWiMAXを契約したのに、スマホの通信を使うというのもおかしな気がしますし、気にせず使い続けるというもありかもしれません。ただし、日中仕事をしている方は「3時から18時までは家にいない」ということもあるかもしれないので、その場合は、WiMAXルーターを持ち運んで、職場でダウンロードだけしておくなど工夫が必要になるでしょう。